ウチのエアコンもだいぶ年季が入り、いいかげん新しいのが欲しいと思いつつも、大きい買い物なので気が重く、ズルズルと先延ばしにしていた事があります。

でも春になって梅雨が近づき、だんだんそうも言っていられなくなりました。

いまウチは、新品のエアコンを普通に量販店で買うというような余裕は無いので、まずは「調査」から始めて、実験がてら何か「今まで購入した事のない方法」で手に入れたいと思いました。

ただ、私にはヤマダ電機で行列したりするガッツも無ければ、情報リテラシーを駆使して、何か特殊なルートで安く買う方法も知りません。
おまけに家電の事も詳しくありません・・・。

この記事では、フツーの主婦である私でも意外と簡単に出来た「エアコンを安く買う方法」をご紹介したいと思います。

家電通販の限界

お店に行って買うという選択肢は最初から無かったので、まずはネット通販の価格を調べてみました。

エアコンについて調査するのも苦痛だったので、今使っているのと同じくらいのスペックなら何でも良いと思い、いまの冷房機能と同じくらいの畳数、能力(kW)、消費電力(W)で探す事にしました。

主人からは「最悪でも10万円、理想は5万円」という予算の制限をされていたので、この予算で冷房機能は「10畳以上」という目標を最初に設定してみました。

ところが据え付け費用も入れると、どんなに探しても新品では6万円台が限界でした。
新品だと、理想の金額には ちょっと遠いようです・・・。


中古家電専門店なら?

新品は保証もついているし、配送や据え付けも全ておまかせという所がラクで良いんですが、もう少し頑張って調べてみようと思い・・・

中古にトライする事にしてみました!

中古なら、結構安いエアコンが手に入るのでは?と期待が膨らみます♪

ところが意外な事に・・・中古でもけっこう費用がかかる事がわかってビックリです。

本体価格は、3万円台という安いものもありましたが、型が10年前のものでチョット微妙です。

エアコンは、中古でも製造年から5年以内くらいのものを選んだ方が良いそうです。
それに、これは あくまでも本体価格で、他に送料と取付費用がかかります。

ただ中古専門店の良いところもあって、半年とか1年の保証付きだし、不具合があれば修理に来てくれるそうです。

オークションで怖いのは・・・。

中古専門店は、送料や取り付け費用が別にかかってしまいます。
ならば全てお任せで済む通販で、新品のエアコンを買おうと思っていました。

ところが主人に「もう少し頑張ってみてくれ」と言われ、ヤフオクもトライせざるを得なくなってしまいました・・・。

ただ、私的にはオークションでエアコンを買うというのは、なんだかハードルが高くて、かなり億劫だったんです。

そこで、失敗しても後悔しないための「基準」をつくってみる事にしました。

それは、送料や取り付けなどの諸費用をあわせても、全額で5万円を越えないという事と、返品可能のものを探すことです。

いくら中古とはいえ、届いたエアコンが効かなかったりしたら、泣くに泣けないので・・・。

恐る恐るヤフオクに参加してみた

ヤフオクを覗いてみると、中古のエアコンが大量に出品されていました♪

なんと2万円台で、製造年が5年未満で、大手メーカー製のエアコンがザクザクです!

ただ返品可能のものに限定したら、選択肢が一気に減ってしまい、おかげで探すのはだいぶ楽になりました(^^;

こうして選択肢が減ってしまったので、落札するまでには多少の待機期間がかかりました。

ところが、お目当てのエアコンが見つかるのを待つうちに、重大なリスクがあるという事が判明してしまったんです。

じつは、エアコンには「冷媒ガス」というのが必要で、これが漏れたりする事があるそうです。
そして、このガスが漏れてしまうと、エアコンが効かなくなってしまうのです。

どうやら、ヤフオクで中古のエアコンを購入する最大のリスクは、この「冷媒ガス」だという事がわかってきました。

おまけに、この冷媒ガスの漏れを確かめるのは難しいらしく、「冷媒ガスの保証付き」というエアコンは1件も見つけることが出来ませんでした。

これは大きな問題ですよね・・・。

でも逆にいえば、あとはこの「冷媒ガス」さえクリアすれば安心というわけです。

そこで、漏れていたらどうすれば良いのかググってみました。

「冷媒ガス」が漏れていた場合は、取り付け業者に依頼すれば補充してもらえるという事がわかりました。
相場は15,000円くらいだそうです。

これは、けっこう大きいですね・・・。

つまり、ヤフオクで中古エアコンを購入する際のリスクはこの「冷媒ガス」で、15,000円かかるか否かはギャンブルになってしまうという事です。

ちなみに冷媒ガスの漏れは、素人がエアコンを取り外したりすると起こりやすいようなので、私は業者の出品者から購入する事にしました。

取り付け業者の選び方

送料に関しては「クロネコヤマトの家財らくらく便」利用で7千円くらいでした。

問題は、取り付け業者えらびです。
これは、思った以上に厄介でした・・・。

ネットで検索して出てきた業者へ見積もりを依頼してみたところ、そもそも電話が繋がらなかったり、出てきた人が頼りなかったりで、だんだん不安になってきたくらいです。

取り付け工事のときは、付属パーツが必要になって追加料金がかかるそうなので、どうしても事前に問い合わせて最終的な料金を知りたかったんです・・・。

ヤフオクの入札と同時進行で探していたので、いい所が見つからなかったらどうしよう?とビクビクでした。

しょうがないので、しばらくのあいだ探し回っていたんですが、あるとき取付業者の仲介サイトなるものにたどり着きました。

ネットで見積もり依頼が出来たり、コールセンターもあって、安心してお任せできそうな雰囲気だったので、ここにお願いする事に決めました。

エアコンサポートセンター

工事後1年間の施工保証があるので、取り付け工事に関しては安心です。

冷媒ガスが抜けていたら、1万5千円をプラスして業者さんに補充してもらうしかありません。

あとは、ヤフオクで中古エアコンを落札し、返品が可能な期間中に取り付け業者に入ってもらえるようスケジュールを組みました。

さて、結果は・・・!?

まとめ

かなりビクビクで参加したヤフオクは、割に簡単に落札できました。
中古とは思えないくらい綺麗なエアコンが届きました。

そして、一番心配だった「冷媒ガス」も大丈夫でした♪

時期も5~6月という、エアコンを導入するにはギリギリの時期でしたが、スムーズに事が運び、頑張ってトライして本当に良かったというのが実感です。

これなら、もう新品のエアコンなど買う必要はないと思いました。

費用を調査した結果、高かった順番に並べると、

①家電通販 > ②中古家電専門店 > ③ヤフオク

の順番でしたが、この費用の差は「お任せ料金」だな、と思いました。

「家電通販」は本体から保証、輸送、据え付けまで全ておまかせです。

「中古家電専門店」は据え付け業者だけ自分で見つける必要があります。

「ヤフオク」の場合は本体と輸送までなので、据え付け業者は自分で探す上に、保証の面では「賭け」になってしまいます。

こうして見ると、やっぱりヤフオクは面倒だし多少のリスクが伴います。
でも費用の事を考えると、新品で6.5万円だったのが、ヤフオクだと4.5万円でした。
2万円の差って、けっこう大きいですよね。

それに、この方法は一度覚えてしまえば次からも使えます。
もしヤフオクにチャレンジしようと思ったときは、参考にしていただければ幸いです。

エアコンを買い換える前に試したい、掃除あれこれ

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